ようこそ!クルマ作業の図書館へ!
(入館する前に必ず読んで、同意する場合に限り入館ください!“安易な入館”はお断りします!)
この『図書館』は、クルマ作業の基本的な注意点などをなるべく“細かく”解説していきます。
しかし、“細かい”と言っても、実際ここまでやらないときちんとした結果が現れないのも事実です。その重要性を充分認識しているはずの私でも、誰も見てないから・・疲れているから・・オーナーはどうせ解りっこないから・・と都合の良い理由を付けて、手を抜きたくなる事もあります。
例え、オーナーや他の誰かが解らなくても、手を抜いた私自身はその結果を嫌と言う程、感じ・・物凄い後悔をして・・結局・・作業を一からやり直す羽目になる。
その事が解っているから、『オーナーなんかどうでも良い(?)!自分が納得するまで作業する!』って事を根底においています。
だから・・・その事に価値を認められない人はこの図書館に入らないでください。
また、自分が理解出来ないからと言って、他の純粋無垢なオーナー(?)にレーシングアートの図書館は信用出来ないとか、文句を言ったりするような人は、入り込まないでください。
自分が納得出来れば良いのです。他の人の意見や感想は必要ではありません。ここに揚げているデータや作業方法は、私が独自に作り上げてきた物です。その信憑性は、再現性を基準に選択した物です。
万一、間違ったデータがあれば、直ちに削除します。
更に、昨日までは正しい作業方法だったが、今日のこの作業で、不具合を発見し、新たな対策作業を必要とする事も、ままあります。(=殆ど毎日毎回新たな発見をするのも事実です。)
しかし、だからと言って本当に完璧な作業方法が見つかるまで、何も公開しないのは、罪であるとさえ感じます。(=最近の読者?の反応にはこちらがびっくりするくらいですから・・)
今現時点で、正しいと思われる作業方法を基準にしています。(=実際、毎日泣きながら?作業を続ける状況です。「何だよ!ここまでやらないとダメなのか!!」と。)
だから・・自分勝手な作業方法で満足し、それ以上を望まない人は入り込まないでください。
これが、一番重要かもしれません?
この図書館の常連になって欲しいのは、本当に自分のクルマを大事にし、気持ちよく走る事を真の目標にしている人。
自分が気持ちよくクルマに携われれば、それで良いのです。“速い!”とか“凄い!”とか“気持ち良い!”とかは、その本人の基準でしか図れないものです。自分が「これは、凄いぞ!本当に気持ち良いぞ!」と感じれば良いだけの事です。
他のしたり顔のチューニングマニアが「お前のクルマは変だよ!」と言おうが構いません。自分が嬉しければ良いのです。
最近、水漏れ作業第一段階を行なった10万台オートマFDのオーナーは、それまでこのオーナーの事を小馬鹿にしていた34スカイラインのオーナーから、「170キロであんなに踏んだら、危ないよ!」と訳の解らないアドバイスを受けたそうです。その裏には自分が付いて行けない位速いのに、FDのオーナーは水漏れの事がまだ心配で真剣に踏んでいないのが、外からはっきり解ったからでしょう。情けない話ですが、それも現実。(→でも、FDのオーナーは何となく感じ取っているようです。)
その内直に、あなたのクルマを小馬鹿にしていた周りのチューニングマニアは、青ざめて自分のクルマに更なる高額な出費を計上します。
そんな時、あなたは「あれっ?勿体ない!そんなに掛けなくても、修理で直るのに・・」と思っている事でしょう。でも、そんな人(=訳の解らない常識を信じている人)にはこの図書館は教えないでください。
彼らは、本当に“痛い想い”をしないと、改心(?)出来ません。今のレーシングアートには彼らを救う余裕は無くなりました。
結局のところ・・本人が気が付かなければ、レーシングアートの忠告は、“余計なお世話”にしかなりません。それは、ここ2年程で充分経験しました。
今までは、慈悲深い(?)私は何とか理解して貰い、何とか無駄な費用を抑えて、最短で“気持ち良い”に近づけようと努力していましたが・・結局、本人の問題です。
実際、そんなに痛い想いをしてこなかったオーナーでも、“気持ち良い”を理解するまで時間の掛からなかった人達も多いのです。かなりの個人差があります。
だから・・周りの人達にこの図書館の存在を“気軽に”教えないでください。あなただけの知識で充分です。
終局的には、“精神的な強さ”も必要です。
この事は、精神論ではなく、延べ人数で数万人のオーナーと話してきた私の経験です。
例えば、初期点検を行ない、自分のクルマの危険性を認識し始めると、急に焦り始めます。それまで、いつ死んでもおかしくない状況で200キロ以上で走り回っていたのに・・急にブーストを掛ける事や、果てはクルマを移動させる事さえ、言い表せない恐怖を感じて、クルマは置きっぱなし。と言うオーナーも多く居ます。
でも、こちらの都合もあるので、そのオーナーの車だけを優先させる事はできません。じっと我慢、それもいつまで耐えれば良いのかさえ解らない。最終的に精神的な異常をきたす人さえ居ます??
逆に言うと、クルマに重大な問題を抱えているオーナーは時間的にも金銭的にもかなりの“量”が必要になります。
待たせられていて、「おい!どうなっているんだ??」と思う前に・・「もしかしたら・・俺のクルマって・・」と心配した方が良いのかもしれません。(=この件に関しては、レーシングアートの努力不足もありますから、現状ではあまり心配要らないかもしれません???)
とにかく、“完璧なクルマ”を仕上げるのは、レーシングアートでは必ず達成出来る仕事ですが・・それまでに、どんなに早くても、1年。幾つものトラブルを抱えていれば、2年近く掛かる事も普通の事です。
だから・・特に焦るタイプの人は、入り込まないでください。“作業の真実”が見えない人には、初めから無理な精神力が要求されます。(=余計な事ですが、会員の条件の最重要課題がこれだったりします??)
追加して言うと・・・
ここに乗せた作業手順などは、“全て最低限必要な事”だと認識してください。
表面だけの作業の真似事をしても、何も結果は得られません!!この作業手順は、長い経験から抜ける手抜きは全て抜いてあるのです。だから、初めて作業したり、あまり手を動かす事が得意でない人は、読むだけにしてください。
書いていない事で、『それは常識でしょ!』とか『言わなくてもやるのが当たり前!』とか言う事も結構あります。
それらを全て踏まえた上で、自分自身の全責任で行なう作業は、全然構いません!ドンドントライして・・ドンドン泣いて(?)ください。
その経験が、レーシングアートで作業する本当の意味を理解させる事になるかもしれません。
時々、レーシングアート自体は充分信用して貰っているのに、レーシングアートの作業を充分には理解出来ていない人に話す事があります。
『私は、みんなが見えない作業をしている。』と。『高圧縮のローターが出てくると、これを使えば良いエンジンが出来ると単純に思ってしまう人には、解らない話だ!』(=つい数日前の事件ですが・・)と。
でも、普通の人が見えないのは、当たり前です。それが見えるようになるには一つ一つの結果の経験を積み上げていくしかありません。
こんな結論だと、この図書館の存在意義さえ否定する事にもなりかねませんが・・真実を見極めるために一番早いの手段は、自分自身が何の偏見も持たずに自分が体験した結果のみを判断材料にすることです。
私から言わせると、間違いだらけの情報も皆さんにはそれしか得られる情報源が無かったからだと、充分理解しています。でも、この図書館を全ての“偏見”を無くして、素直に(?)読んでいけば、ある程度正しい判断力が育っていくかもしれません。
未だに間違った情報を“常識”として最上段に掲げ、「それを直すには、ウチの○×製品を付けると直るし、速くなる!」を正当化する情報には、もううんざりです。
そろそろ、正しい判断力を付けてもいい時期ではないでしょうか?
と言うここまで、読み進んで・・・この内容に“同意(?)”したら、下の入館ををクリックしてください。ユーザーIDと、パスワードを要求されます。
※暫く、様子をみていましたが・・特に変な行動(?)は見られないようで、安心しました。このHPを閲覧している皆さんはかなり本気でクルマの事を考えているようです。
これまで、ユーザーIDパスワードも設定などしてありませんが・・このまま、誰でも閲覧出来るスタイルで進める事に決定しました。良かった!良かった!
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