驚異の燃費アップ!?

 これぞ!本当の燃費アップのデータです!
 一般に「
燃費が悪い!」とか「急に燃費が悪くなった。」と言う人達に以前の燃費を聞いてもはっきりしたデータを持っていないことが多く、”何となく”と言う人が圧倒的に多いものです。

 しかし、ここに挙げるデータはかなりきちんとしています。
 新車購入後16,000kmから、ずっとデータを取り続けたユーザーの燃費です。

 データ解析を行なったところ、次の事が判明しました。
1.レーシングアートに来るようになる前は、3.9km/lです。通勤で使用して、土日は箱根に走りに行くパターンです。通勤距離は約10km。余り渋滞はありません。冬場はもちろん暖気は結構充分行なう方です。
2.レーシングアートに来るようになって、5.4km/lになりました。それは、スロットル外側をCRC洗浄をし、アイドル調整した直後からです。
3.つい先日、『スロットルボディ簡易洗浄』を行ないました。その少し前により簡単な洗浄を行ないましたが、その時には大きな変化はありませんでした。今回きちんとした(?)簡易洗浄により、走行フィーリングは全く異なってしまいました。間違いなく体感できる結果が出て、同時に燃費は・・作業直前の4.0km/l(→レーシングプラグを装着し、約3,000km。そろそろ失火が始まって来て、燃費にもろに結果が出ていました。)から6.2km/lへと2km/l以上もアップしました。

 これは非常に興味深い結果です。

 燃費の話をする時、レーシングアートでは、街乗りで7km/lが目安と話していますが、10kmの通勤距離は短か過ぎます。また暖気を充分行なってしまうと、極端に燃費が悪くなります。また、その人が実際にどのような乗り方をしているかも大きく影響します。そのため、こちらで判断するのは非常に難しいものです。・・正常なのか?異常なのか?を・・。

 しかし、全てのデータを並べると非常に解り易くなります。上がったり下がったりする燃費データを全て並べると全体の傾向がはっきりして来ます。こんなデータを待っていました。(皆さんも、もし燃費の話をする時には全てのデータを記録してください。最低で日付け走行距離給入ガソリン量は必要です。ドライブに行った日、高速を使用した日が解るともっと解り易くなりますが、とりあえず、この3つのデータがあると休日が入っているかどうかは後で推察できます。)

 現在、この人のFDは、ヘタッて来たプラグをもう少し使用して貰うことになっています。本人は「変えたい!」と言ってきたのをデータ取りの為に「もう少し走って!」とわざわざお願いしたものです。
 次に出るデータが楽しみです。(現在ガソリン残量を示す針は今までにない位、非常に動きが鈍くなってきて好結果を期待させます。)

 しかし、更に期待させるのは、プラグ交換、オイル交換を行なった後です。

 このFD3Sの最新データは、出次第改定します。

 付け加えて言うと、同じ作業を施した14万キロ以上走行中のオートマのFD3Sの人は、殆ど高速を使用しての最高が6.0km/lだったものが、9.0km/lまで上がったそうです。1.5倍です。(→しかし、こちらのデータは普通にユーザー本人の記憶によるデータなので、いまいち信頼性に欠ける為、参考資料にとどめておきます。)

 良く雑誌に、『○×添加剤を使用し、東京〜大阪間を走行して10%アップ!』などという広告を目にします。それ風にいうと、『レーシングアートに来るだけで、38.5%アップ!!』『更に、スロットルボディ簡易洗浄でトータル59%アップ!!!』なんて・・こんな広告は打ちません

 しかし、この驚異的(?)な数値を見るとこの作業の重要性は、少し御理解頂けるかもしれません。

 でも・・重要なのは・・
1.まず、レーシングアートのアイドル調整。
2.バキュームホース対策。
3.プラグ新品交換。
4.電気配線の完璧な修理。
が必要です。

 これらの作業をきちんとやっておかないとあまり(=全く?)結果は出ません!

 そうそう、最後になりましたが、レーシングアートで上の4項目をきちんとやった筈なのに燃費が悪いとか、来店、作業直後は良かったのにまた悪くなった?と言うユーザーはこの作業が必要かもしれませんね!