下の図は、正常な点火が行なわれている時の排気管内のイメージです。ローターが一回転する間に、プラグは6回点火しています。(=一周期が6回点火)
完全燃焼した排気ガスをグリーンで示します。
この状態では、特に異常な音は発生しません。
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失火初期の状態のイメージです。
ここでは、一周期で一回のみ失火している状態を示します。(失火した生ガスをブルーで示します。)
燃え残った生ガスは、排気管内の温度の高い部分で再燃焼します。タービンや触媒部分が発火点になることが多いので、その部分で”ポコポコ”とか”ポコンポコン”と音が仕始めます。
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失火が更に進んで末期的な一周期で5回の失火が起こってきた場合のイメージです。
排気管の中は、生ガスで充満し始めます。ここでは触媒が発火点となってアフターファイーを引き起こしている状態を示しています。
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