レーシングアートが目指す物?

 レーシングアートで、プラグ交換、オイル交換とバサースト車高調のアライメント調整を行なったユーザーの感想です。
 たまたま、レーシングアートで同席した他のユーザーは、この人のことを「凄〜くシャイな人」と表現していました。
 作業後のインプレッションが送られてくるまで随分時間が掛かりました。私がもう忘れた頃に来たメールです。

過日、初めて高速&峠を堪能してきました。常磐道&筑波山です。

高速は...あきれました。180巡行で片手で安心して助手席の
人間と話ができるなんて経験は初めてです。助手席の人間も、40
過ぎて3年前に免許を取って、私のすすめ通りに軽のワンボックス
を買った人間で、車の速い遅いなんてことは興味もないフツーの人
です。過去に一度だけポルシェに乗せてもらったことがあったよう
で、今までその話をしていましたが、常磐道で180巡行しなが
ら、横で、「あの時のポルシェとは比べ物にならない」って喜んで
いました。
私としては、スピードの問題ではなく、(あくまでスピードが出る
という前提ですが...)そのときの安心感ということに強く感心
いたしました。だっておかしいですよ、100キロより安心できる
180キロなんてのは...ホームページで見かけた表現のように
「なんとかして下さいっ!」って思いました。

峠は...この前話をしたように、今はペダルの位置関係が良くな
いので、シフトチェンジを避けて2速6000前後キープって走行
でしたが、久しぶり(バイクでのころからすると、走ることが目的
なのは、20年弱ぶり)にしては気持ち良く走れました。バイクで
のめり込んでいた頃からすれば、ふがいないにも値しない走りと我
ながらに思いましたが、「これが再出発の第一歩だ!」と、自己満
足してしまいました。

足廻りを調整してもらってから何となく思っていましたが、やっと
言葉になってきました。
それは、どこかでベストと言われるアライメント調整値を入手し
て、その値にディーラーやその他の誰かにセットしてもらったとし
ても、固体差までを考慮して”セッティング”してもらうことはで
きなかったんだろうなぁと。
これは、あくまで客観的判断要素が少ない私の感想です。この件に
関しては、突っ込まれても困ります。一方的で申し訳ありません。
でも、こんなようなことが、今Racing Art&山崎さんに対して感じ
ていることです。

 もちろん、私はこの人が言うように全てのクルマやユーザーに合わせてセッティング出来る訳ではありません。私が考える”理想の状態”に近付けるだけのことです。
 でも、その過程でどうしても、理想に近付けられない事があります。そんな時は、多分そのクルマの状態で最高の限り無く理想の状態に近付ける努力をする事はあります。→その事をこんな風に受け止めて、そう感じてくれるユーザーが増えてくれる事が、”
レーシングアートの目指す物”かもしれません。