FC3S(後)、これさえ守れば大丈夫!?
マイナーチェンジ後のFC3Sでは、幾つかのポイントを守りさえすれば、エンジンを破損させる事はほとんどあり得ません!!(もちろん、100%はあり得ませんが、99%以上の高い確率でエンジン破損を防ぐ事が可能です!)
エンジンは、最低でも15万キロ走行可能です。
逆に言うと、15万キロ走行以内でエンジンをオーバーホールした人は、間違ったチューニングを行なったせいでエンジンを壊し、そして、折角オーバーホールしたのに、その”破損原因”を取り除かない限り、すぐにエンジンを破損させてしまうことはまず間違いありません。
そこのところをまず充分理解してください。非常に重要です。エンジンを破損させたのは、破損させる仕様にしてしまった・・・あ・な・た!です。
まず、そこから直していきましょう!
ダメダメ9箇条!
- マフラーを交換したり、エアクリーナーの純正交換タイプでさえ、チューニングだと自覚してください。
- ノーマルでない何かを取付けたら、FCD(=フューエル・カット・ディフェンサー)を付けるか、コンピュータで、”ブーストカット”を取り除きます。
- プラグコードは、絶対にシリコンコード(=赤、青、黄、白などの鮮やかな色の価格帯は1万円位の内部抵抗値の低いコードです。)を使用しない!!!!これは非常に重要です!!必ず、注意!後FC3Sのエンジン破損の90%以上がこのせいです。
→即座にノーマルプラグコードに戻しましょう!!(8月現在、5,650円)
- ハイオクガソリンを使用しましょう。例え、全くのノーマルであってもハイオクガソリンを使用しましょう。充分に深い知識と僅かなノッキングを聞き取れる素晴らしい耳を持っている人以外は、ちょっとしたクルマ側のトラブルで発生する僅かなノッキングの対策の為に行なうものです。→僅かなノッキングであれば、ハイオクガソリンで防げます。(→ただし、破損原因を抱えたクルマには、無力です。
- プラグは、ノーマルのBUR9EQを4本とも使用して、できれば4,000キロ毎に交換してください。(どんなにトロトロ運転でケチっても7,000キロ以上は危険です。)エンジン破損の残り10%に入っています。
※BUR9EQは、NGKレーシングプラグの11番相当です。それ以下を使っている人は、気を付けて!!
- 最低でも、フルサイズマフラー(=全てのマフラーパーツを交換するタイプ)を装着している人以上は、必ず、NGKレーシングプラグR6725 11.5番以上を使用してください。(→レーシングプラグでも5,000キロ以内で交換。)
- ブーストコントローラーは、きちんと取付けてください。ブーストが安定しないと思っている人は、殆ど取付けに問題があります。また、取付けがちゃんとしているのにおかしい人は、ブーストコントローラー自体に問題があります。(→どの製品が良いのか悪いのかは、直接お問い合わせください。)
- アイドル調整は重要です。またいい加減な取説で行なうアイドル調整や、スロットルポジションセンサーの交換は、やっても全く無駄です!!
- スロットルポジションセンサーは早ければ、3,000キロで破損します。定期的な検査と交換が必要です!!
とりあえず、こんなところですね!
残りの細かい注意点はおいおい記載していきましょう!
また、これらの項目別の詳しい解説も後日記載していきます。
まずは、これらの項目を充分理解してください。