1.トラブル?

 エンジン音が大きい?

 回転が重たい?

 掛かりが悪い?

 でも、最大のトラブルは、ノーマルの油圧計(→50万台以降には付いていません。)が”ゼロ”を指すことでしょう。
 もちろん、油圧センサーやメーターの故障もあり得ます。また、配線がおかしい場合もあります。

 しかし、真っ先に疑うべきは、オイルです!
 まず、オイルのブランドを変えましょう!同じオイルの新品を入れる人がいますが、全く意味がありません!必ず、全く別のオイル(→異なるメーカー=OEM製品も含めて!)にしてください。

 その時、油圧計がゼロを指した走行距離と異なる数値でまたゼロになるようなら、その変えたオイルもダメ(!)オイルです。

 でも、この結果からこのトラブルの原因がオイルのせいであることの結論が出ました。

 さあ本当に良いオイルを探しましょう!

 なお、エンジンをどこの銘柄に交換しても、新油でゼロを指す場合は、多分メーターやセンサーや配線のトラブルです。

 信頼のおけるディーラーで点検後交換して貰いましょう!

追加:
ダメなオイルを使用し続けると、ベアリングメタル部に深い傷が入ります。特にロータリーエンジンではレシプロエンジンにはあり得ない程
デカイ(!)メタルが入っています。
 その部分に傷が入ると、回転はゴロゴロして、
レスポンスが鈍い症状が発生します。この時点でかなり重症ですが・・実際には気が付く人などありません。
 更に症状が進むと、冷間時一発始動しているエンジンが、
一度暖気すると途端に掛かりが悪くなります。もっとひどくなると、暖気後は殆ど掛からなくなります
 この時点でエンジンを開けると、
目を被いたくなるようなメタルを見るはめになります。

 実際には、勘の鋭い人が感じ始めた時点でメタルは元には戻らず、エンジンが壊れるまでその鈍い(!)エンジンと付き合うはめになります。

 冷たい言い方をしてしまうと・・
自分でダメオイルを選んだんだから、最後まで付き合ってやれ!』でしょうか?
 そんなことを言われないように注意しましょうね