左図では、エンジン内に小さなエア(=泡)が入ってしまいました。
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エンジンが暖まり、エアが大きく膨張して水をどんどん吹き出させます。
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エンジンを止めて一晩経って、エンジンが充分冷えると、リザーバータンクの水を吸って、エンジン、ラジエター側に移動しますが、水の量が減ってしまっているせいで、初めより多くのエアが入ってしまいます。
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その次にエンジンが熱くなると、エアは更に多くの水を吐き出させます。左図ではエンジン内のエアが回って行って、ラジエター内にまでエアが入ってしまったことを示しています。
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エンジンがまた冷えると、エアがラジエターにもエンジンにも入り込んで、かなり水不足の状態に陥ってきます。
ここまで来ると、『ビーー!!』とかなり大きなアラームが鳴り響きます。しかし、この状態で慌ててラジエターキャップを開けてはいけません!必ず、充分冷えてから開けましょう!もし、開けてしまうと熱湯(この時100度以上あります!)を全身にかぶってしまうことになってしまいますよ!要注意!!
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