大好評!(?)『初期目視点検』
自分で言うのも変ですが・・
結構、受けてるみたいです。
初め、私の”身勝手”で始めたこの”システム”が定着しつつあります。
他のページでも記載しましたが、自分の身を守るためにも行なっている『初期目視点検』ですが・・・
結構、ユーザーが気が付かずにきた”いろいろなトラブル”を、実際のチューニング作業に入る前に発見することで、無駄な出費を押さえ、何か危険な要因を含んでいないのかをチェックしていきます。
大体は、何らかのトラブルを抱えているものです。それも、結構、”危ない”トラブルです。
ここ2件では、ステアリングのガタを発見しました。
1.後付けステアリングボスの締め付けトルクが全く不足していて、直外れる状態でした。
2.ボスが異常だと判断して外してみましたが、今度は、オーバートルクです。しかし、実は、ステアリングシャフトのユニバーサルジョイントの取付けボルトが、3本とも緩んでいました。
どちらも、気が付かなければ、死亡事故になる可能性を秘めていました。
もっと、恐いトラブルでは、リアブレーキキャリパーの取付けボルトが全て緩んでいました。
その車輌は、足廻りを他のショップで交換していて、キャリパー以外にも数カ所足廻りの重要なボルトが緩んでいました。
少し話がずれますが・・
このトラブルを報告して、『死にますよ!』とかなり嬉しそうな(=ユーザー談)顔をしながら一言言うのですが・・
そのユーザーが、「あのまま乗り続けたら、被害者にも加害者にもなりえた!」と言っているのを聞き、あまり、考えていなかった(?)けど、
”自分のせいで死ぬのは良いけど(??)、自分のせいで関係ない人を死なせてしまうのは、絶対に良くないよな!!”と改めてクルマの危険性を自覚させられた一言でした。
皆さんが、本当にクルマを大切にしているのであれば、自分のクルマの状態をきちんと把握する必要があるのではないかと、私は考えています。