”素人の情報は信じない!”が、
”変だなというフィーリングは大事にする!”
”素人の情報は、信用しません!!”
横柄で、傲慢なショップだと思われても一向に気にしません。こんなことを言うのにはもちろん”ちゃんとした”理由があります。
例えば、ある素人ユーザーが「プラグがカブッたから、その番手では高過ぎる。」と判断したとします。しかし、それは間違いです!!
- まず、プラグの見方が解っていない。(他のページでも記載していますので、そちらを見てください。)
- 走行条件を判断の要因として考えていない。
- 電気系統の状態を判断の要因に入れていない。
- 点火系のバランスを判断の要因に入れていない・・など、
- 最後に、仕様に応じたパワーがきちんと出ているのか。
ざっと上げただけでもこれだけの要因を適格に判断し無ければいけません。
クルマの状態を判断するには、
クルマ全体のことが正確に、適格に把握出来ていなければ、そこから生まれるデータには何の価値もありません。
クルマの全体を把握することは、まず、素人では無理です。今のクルマは、まるで”家電に(?)”でもなったように、電気系統が複雑で・・例えは悪いのですが、今結構流行っている(?)アーシングシステムなどは良い例だと思います。
これは、私のいつもの独断ですが・・
多分、このパーツの装着で『良くなった!』と体感できるクルマは、電気系統のトラブルを既に発生していて、そこを直さなければ、将来的に、最悪”車輌火災”を発生するかもしれません。
クルマは、非常にシビアな”精密機械”を数多く含んだ製品です。そのことを理解できない人達の情報は全く意味がありません。それが、理由です。
”素人の変だなというフィーリングは大事にする!”
一方、私が大事にしていることの一つが、『何か変だな〜?』ってことです。特に、免許を持っていないパッセンジャーシートの人に聞きます。
- 気持ち悪いと思ったことはありませんか?
- 恐いと思ったことはありませんか?
- 何か変な音に気付いたことはありませんか?
- 変な臭いがしたことはありませんか?など・・
一見、クルマの調子と関係ないようなことを聞き出します。
しかし、これらの質問には重要な判断の要因を含んでいることがあります。
例えば、気持ちが悪いのは、ショックがヘタッているのかもしれません。足廻りブッシュがヘタッてきているのかもしれません。もっと、危険な場合では、大事なボルトが緩んでいるのかもしれません。
音や臭いも重要なのです。極々小さい音でアラームが鳴っていることがあったり、足廻りからの異音が原因かもしれません。
いつも乗っているオーナーは、いつものことで、もう聞こえなくなっていたりする音を、時々乗る人は聞こえてきたりするのです。
また、よくクルマのことを知らない人の方が、日々不思議に思っていることが、重要なことを含んでいることがあります。
間違った、いい加減な情報を信じてしまって、異常な現象を当たり前だと思っている”ロータリーマニア”は、要注意です。自分が初めてロータリーエンジンに乗って不思議に思ったことを思い出してみましょう!
結構、あるはずですよ!!
一番大事なことは、
- 誰が何と言っても、最終的に自分の判断力を信用することです!
- 解るまで、質問しましょう!
- 納得できるまで、食い下がりましょう!
自分のクルマを間違った情報から守るのは、”あなたしかいないのです。”
そのことを絶対に忘れないでください。
『素人が何を言う!!』というショップの”脅し”に負けてしまうようでは、自分の、クルマは決して守れません!
頑張りましょうね!