全くダメなのに・・
レーシングアートで”アライメント調整”が必要と言う時には、結構ダメな状態になってしまっています。
そして、アライメント調整を行なえば、殆ど100%のオーナーがその効果を感じ取れる筈です!
逆に言うと、それくらいひどい場合にアライメント調整が必要です。
例を上げると・・・
その1・限定車のタイプRバサースト(メーカー純正車高調整付き)
そりゃ〜、ひどいもんです。何せフロントは”ポジティブキャンバー!!!???”になっていて、車高はノーマルより高いって代物です。おまけに車高調整はショックスプリングを取外してバラさないと調整出来ません!スプリングレートも中途半端!しかし、唯一救いなのは、ショックの減衰力が今までのFD3S史上もっとも優れている事です!(→でもこれって一番大事なことですよ!)
そんな訳で、ひどいからと他のアフターパーツに交換してしまう人はおバカさん(?)かも。レーシングアートの結論は、ショックを生かすセッティングにします。
すると、あ〜ら!不思議!!それまで曲がらず、硬いだけの足廻りが良く曲がり良く粘り、なのに柔らかくしなやかな足に変身!です。
ここまで来ると、さすがにアライメント調整!って事ですね。
→因に本日、2台目のバサーストも同じ状況でした。
その2・ランサー・エボリューション7
少し事情がありまして・・実は20km/h位でスポンジバリアに少しだけ激突(?)しました。
FD3Sではあり得ないのですが、フレームが曲がってしまいました。で、知り合いの鈑金屋さんでフレーム修正のみ(塗装作業無し=非常に特殊な注文です。)行ないました。
それで、危険な挙動が80%治りました。残り20%がアライメント調整です。
すると、あ〜ら!不思議!!(→もう良いって?)それまでロールせずに曲がり切れなかったコーナーが嘘のように曲がる曲がる!!粘る粘る!!!
本当のエボ7って曲がるクルマだったんだ!って感じ??(→既に化石の半疑問型!)
この場合も、アライメント調整です。
全くの素人でも、一発で『えっ!!』って気が付く明らかな変化がある作業内容を指します。
決して!気のせいではないのです。
でも、出来ればレーシングアートにこんな作業は、させないに越した事はありません!
仕方がない場合にのみ行ないましょうね!