エアコンは効かないのが当たり前??

 「ロータリーエンジンは、エアコンが効かないのが当たり前!」ってまことしやかに言われていますが、本当ですか?

 でも、誰でもノーマルの新車でもしエアコンが効かなかったら、『クレームだー!!』と騒ぎ立てますよね。

 当然、こんなことを言っている人達は、「チューニングしたから仕方がない!」と思っている人達でしょう。でもそれって、本当にそうですか?

 ”エアコンの効かないチューニングカー”って、もしかして、車検対応マフラーを装着しているだけじゃないですか?

 私の経験でいうと、通常走行でオーバーヒートが気になる目安は、350馬力以上のパワーがきちんと出るようになってからです。(サーキット走行では、きちんと280馬力でも’少々’きついくらい。)
 他のページでも、記載しているように、巷ではちゃんと280馬力すら出ていないクルマだらけなのに、350馬力なんて出ているのでしょうか??非常に疑問です。

 まして、ノーマルよりパワーの出ていない”ヘナチョコブーストアップ車輌”で本当にエアコンが効かないの??

 『ロータリーエンジンは、エアコンなんて使用してちゃだめだ!』なんて言っている人達にあえて聞いてみましょう!

 つまり、オーバーヒート気味なクルマエアコンが効かないということを言いたい訳です。

 ラジエターとエアコン・コンデンサーは幅のあるところでも15mm。狭い所では、7mm位しか隙間がありません。

 よって、ラジエターの温度が上がると、もろにエアコンの効きに悪影響が出てきます。

 レーシングアートで、各部を少しずつ”きちんと”して行くと、パワーは上がって行くのに、何故かエアコンがガンガン効くようになって行くはずです。

 今まで当たり前だから、改めて聞くこともありませんでしたが、FJさん、TDさん・・・以前に比較してエアコンが効くようになっていませんか?

 それが当たり前の姿です。

 でも、レーシングアートのユーザーの中にも、少数ですがオーバーヒート気味の人がいます。それは、トラブルを抱えている人達です。
 そして、その人達は、現在、対策待ちの状態です。

 逆に言うと、エアコンが効かないクルマ(=オーバーヒートを起こしているクルマ)は、トラブルを抱えている証拠だと言うことになります。
 皆さんもよ〜く考えてみましょう!
一体いつ頃から、何をやった時からエアコンが効かなくなったのかを・・・