アグアグ新会員入会?
「変なクラブは続々増えてますが、会員は増えないんですか?」との指摘(?)を受けて・・
御紹介しましょう!
10万台のFD3Sで、いきなりやって来ました。(→事前の連絡を必ず入れてくださいね!本当に作業に”集中”している時は、『帰れ!』と言われるかもしれませんよ??→多分言わないけど、ろくに話も出来ない可能性は大です!)
「レーシングプラグを交換したい!」と言って来た人です。ご多聞に漏れず10.5番でした。『10.5番はダメだし、このクルマは既にトラブルが発生していてこのままレーシングプラグの11.5番にしてしまうと、プラグの寿命が極端に悪くなってしまうから、ノーマルプラグに交換した方が良い!』とアドバイスしました。
”言い付け(?)”を守ってノーマルに交換し、初期点検、アイドル調整、コンプレッションチェックも急遽行なうことになりました。当日の作業予定が終了するまで待つのが条件でしたが・・
後日、エンジンオイル、デフミッションオイル交換作業の後、急にバッテリー交換の話が出て来ましたが、立派な(?)インタークーラーが入っているせいで、バイクのバッテリー(?)と言うような物に交換されています。スペースを調べるとレーシングアートお薦めバッテリーは入りません。
でも、”この冬すぐにエンジン掛からずのトラブルが出るだろう”と言う有り難い(?)占い結果が出たので・・??、助手席後ろの足元へ移設することになりました。(→占いを信じたのは、既に掛かり難いのが原因です。念のため!)
作業に入ると、コンピュータ周りの配線が目を被うばかりの惨状(?)です。しかし、ここは予想通りです。初めてこのFDを見て既に解っていたことです。
作業は必ず必要だ!と半ば無理矢理(?)作業を実行しました。
その時の結果が、入会の理由です。
電気配線の修理でクルマが良くなるなんて、普通の常識では考えられません。当然そのオーナーもそんなこと解るはずもないし、こちらも修理でクルマが良くなることはわざと(?)強調せず、さらっと話してあるだけです。
だから、その人は”修理なのに結構掛かったなあ〜。”くらいの感じで迎えに行った駅前で立っていました。
私は、クルマから降りて、さり気なく(?)、「ちょっと運転してください。」と言います。(→実は、これが充分計算された私の策略だということはここだけの話にしておきましょう????)
「えっ?は、はい。」と少し変だなと思う様子で乗り込みます。
2つ目の信号で、「あっ!」と言いながら私の方を見ます。
『はい!調子が良くなっているんでしょう!』
『まだまだ、次の信号で右に曲がって、2速の下から上まで回して見てください。』
すると、指定のその次の信号で止まると、「うっ!あ〜・・」と目を丸くしてこちらを見ます。
『はい!下から上までパワーが出てるでしょう!』
「はい!・・???」
『はい!この信号を左に曲がって、そこで1、2、3速と引っ張ってみてください。』
幾つかの信号を超えて止まると、「え〜??何で??」とアグアグ(?)しています。その様子を見ながら、次の質問は既に解っていた私はもう頭の中で答えを用意していました。
「修理でここまで良くなったら、バキュームホース対策を行なうと、どれ位のパワーになりますか?」、 即座に
『う〜ん??この3倍くらいかな?』
当然、予想通り「え〜・・・!さ・ん・ば・い・・」と言葉を失っています。
そのあと、
『3倍と言っても、実質のパワーアップじゃなく、体感3倍ね。』と言います。
「ああ・・体感ですか・・・」と少しがっかりした様子です。
しかし、ね!実はその体感3倍は、もしかすると失禁(?)するかもしれない3倍なのは、今のところ内緒(??)です。
付け加えて言うと、調子に乗って回転を上げ過ぎたオーナーは次のブレーキでかなり青くなっていました。スムーズな加速で実際のスピードを感じ取れないからですが・・・
”電気は重要!”って、何度も言っていますが・・
これは、体験した人しか解らないかもね。
私は、それが解っているだけの事で、オーナーが驚いても何の感動も覚えなくなっていますが、変なクラブの会員は着実に増えてますよ!と言う報告(?)でした。