後付けの水温センサーを付けるには、オートマ用のサーモスタッドカバーを利用する・・
良い考えですよね。それは、私も認めます。
がしかし、交換にはコツがあります。
- ウォーター関係を脱着、交換する時には、接合面を充分観察し、面が荒れていないかチェックします。
- 当然100%荒れていますから、でこぼこを綺麗に取って、400番以上のサンドペーパーで、丁寧にすりすりします。
(指先で滑らかになったかを確認して終了です。)
- ガスケットやゴムパッキンは、必ず、新品です。
- ガスケットには、ワセリンやグリースを少々しみ込ませます。
- ゴムパッキンには、安いハンドクリームを薄く塗り付けます。
- 何度も、きちんと入っているかをチェックしながら、カバーを取付けます。
- ここが、気合いの必要な部分です。息を止めて、片手でしっかりカバーを押さえながら、スムーズに素早く、ボルトを締め付けます。手で出来る所まで均等に締め付けます。
- そっと、手を外して、工具を使用して、丁寧に締め付けていきます。
- 規定締め付けトルクで締めて、終了です。(ここまで、息を止めて行ないます。)
これを、読んで『まさか!そんなバカな!!』と思った人は、自分で作業するのは、諦めましょう。
そうでなければ、水温センサーを付けただけなのに、それが原因で、オーバーヒートを引き起こし、パワーもダウン、最悪オーバーヒートでエンジンをダメにしてしまうこともあります。
普通の素人とは、違うぞと思っていたユーザーで、
残念ながら、その悪いパターンを経験し、
「クーラントが臭う!」という指摘に「もう慣れた。」のようなコメントをして、平気でいる”あなた”、変なことをやって”クルマを傷付けている”のは、間違いなくあなたです。(今回は、あえてイニシャルは伏せさせて頂きました。→なかなか優しいでしょう??)