番重要な部分を押さえてください。

 「レーシングアートのHPを見て、自分でやってみました!」と連絡してくるほぼ95%は、一番大事な部分を対策していません。(=ここでは、一般ユーザーの失敗例をあげていますが、実は、ショップでもここを行なっていない所があります。→既にどこかで行なっていて、気になる人は確認した方が良いと思いますよ!

 実は、非常にやり辛い場所ではあるのですが・・なにせ、ユーノスコスモに至ってはフューエルインジェクターを全て外さないと交換できません。辛うじてFDでは、そのまま作業できますが・・・
 2次エアバルブを外すのは必須です。また、ある種の専用工具を3種ほど組み合わさないと無理です。

 なにより・・面倒臭い!

 こうなっては、誰しも諦めて・・「一ヶ所だけどうしても交換できないホースがありましたが、後は可能な部分を全て行ないました!」となるのですが、実はその部分を対策しないと、結果として30%に満たないのです。(=99%の作業を行なっても、結果は30%以下と言うことになります。)
 実は、一番面倒なホースが一番漏れやすいホースなのです。作業したことがあれば、すぐに解るはずですが、ホースの根本からは微かにオイルが滲んでいたりします。(=FDの場合、燃焼室内にオイルを供給している部分になります。)
 実は、他の車種でも同じ事が言えます。一番大事な部分程やり難く、そこの手抜きをすると大幅ダウンの結果しか得られない!

 手抜きは、絶対に出来ない作業なのです!

バキュームホース対策を開始するまでに取り外すパーツです。(FD3S40万台以降)(=このパーツ類は最低限必要なパーツです。もし、充分な経験がなければこれ以上のパーツを外します。・・それを怠れば、当然100%の結果は得られません!

 奥から、エアクリーナーエアダクト、エアクリーナーセット、インタークーラー入り口セット、エアポンプ、エアボックス、インタークーラー出口セット、ブーストコントロール用ツインバルブ、3ウェイバルブボックス、ソレノイドバルブ、二次エアバルブセット、2次エア用ガスケット、2次エアバルブ(=画の矢印部分)

因みに、レーシングアートではここまで外すのに要する時間は通常15分です。もし、何か問題が発生したとしても、30分以内に済みます。(=もちろん、時間を気にするような作業を行なうなら初めから諦めてください。因みに、初めて作業するある程度経験のあるメカニックで45分が目安です。・・それ以下ですむようならどこかに傷を付けてしまっている可能性が高くなります。)

手前にあるのは、サージタンクとスロットルセットです。ここはウォーターホースでエンジンに繋がっていますが、一度外すと、水漏れ対策も行なう必要が出てくるので、外しません。

2次エアバルブの取付位置が解ると思います。(=画の矢印部分)

その下側に、プライマリー側フューエルレギュレーターが見えます。

※作業中、重要なのは2次エアバルブを外す事です。この部分を外さないとバキュームホース中“最重要なホース”を対策出来ません。

最重要ホース

フロント側のオイルジェットバルブです。

フロント側は、比較的簡単に作業可能です。

最重要ホース:問題のリア側です。

プライマリー側フューエルレギュレーターが邪魔ですが、その真下の奥にあります。矢印がその交換すべき4φホースです。
もし、このままで交換が不可能だと判断したら・・
A.このまま元に戻す。
B.プライマリーフューエルインジェクターセットを全て取り外す。
の2通りしか選択はありません。Bは、ガスケット、Oリング類を全て新品に交換する必要があります。また、必要ならフューエルホースとクリップも新品に交換します。

最重要ホース:この配管セットが一番重要な部分です。

FC3Sでは、この部分のみの交換でも結構良好な結果が得られますが・・・
それ程、重要な部分です。
もちろん、手前の5φホースも肉厚の対策品に交換し、この部分はトライドンのホースバンドで止めます。
更に、この5φホースの手前に繋がっている5φホースも重要です。もっと手前のブースト圧取り出し関連ホース類も充分な対策が必要です。(=この部分の画は準備していません。)

 この部分は、非常に重要です。
 もし、あなたが自分で作業するなら、ここだけをきちんとした作業を行なうだけで、レーシングアートの効果の約40%を入手可能です。
 でも、逆に他の全てを100%作業したとして、この部分だけを行わなかったとしたら・・30%以下の効果しか得られません。

 なお、問題外ですが・・
 もし、きちんと作業できなければ、10%の結果も得られません。
10%と言う意味は、ブースト変化(=上下動)がかなり残る。

※きちんとした作業後の結果では、バキューホース対策作業後にブースト変化は殆ど起こりません。後付のメーターも見ていても何も面白くなく、ただ、2,200〜4,400rpmでは0.75キロでピクリとも変化しません。4,500rpm前後で一瞬0.55キロまで下がり、すぐに0.75キロへ戻ります。
また、1,500rpmから図太いトルクを感じます。交差点で普通に軽く曲がっているのに、トルセンLSDがまるで機械式のようにコキッコキッコキッと作動するのを感じることができます。
きちんとした効果とは、そう言うものです。それが少しでも変ならその作業は失敗した事になります。