後付けポジション球の不具合について

 ポジション球を使用する部分は様々あります。フロント、リアのポジションを初めとしてリアライセンスライト、ルームライト・・などです。
 今では大分廃れてきたと思われるブルーに交換して“自己主張のつもりか?”皆目私には理解出来ませんが・・(=ひどい結果を生む事は解っているし、その修理を出来るショップなどないのにって事ですが・・)

 安易にこのライトを交換してしまっている人はかなりいる筈です。実際、レーシングアートで大分長く会員をしている人でも結構存在します。因みにその人達には、全て『直ちに交換しなさい!』と言っているわけではありません。そのクルマの修理の状況やそのオーナーが求めているステージによってアドバイスが異なってきます。
 大抵の人は、ある意味ファッション感覚で交換している筈です。好きでやっている物に文句?を言う筋合いは私にはありません。
・・・しかし・・・その事でクルマのパフォーマンスが落ちたり、どこかを損傷する事になるとしたら、話は違います。
 話をする時期はその人その人で異なっていますが、“
このままでは危ないな〜!”と感じたら、一度お話しする事にしています。そして、必ず、『ちゃんと、話しましたよ!覚えておいてくださいね!』と念を押します。

 本来、パーツを選択するのは非常に苦労します。バッテリーや修理に使用する配線や端子、カプラー・・全てです。カタログ値はもちろん参考にしかなりません。全てをテストして行くしか方法はありません。特に耐久性には気を使います。皆さんが一番甘いのはパーツ選択方法と基準です。こんな物どうだって良いだろう?と軽く考えて行動します。購入してから「これを付けようと思うんですが・・」なんて事は日常茶飯事です。当然答えは『駄目!』って事が多いわけで・・
 それでも、その意味を正しく理解しているようには見えません。
※駄目って答えが出るのは、あなたのクルマが充分高いレベルにあるからです。まだ、レーシングアートで修理作業を始めて日が浅い人では、「良くはないけど、どうしてもって考えるなら付けたら?」となります。クルマのレベルが上がらないと駄目な物を装着してもそんなにクルマは壊れません。完璧に近づく程、駄目なパーツのしっぺ返しは強烈です!
変な話、早く『
駄目!!』って言われるようなクルマに仕上げて行く方が先決なのではないでしょうか??
因みに、一般のオーディオメーカーの中(=特別なお店でしか入手出来ない物を除くと言う意味ですが・・)で、一番電気的な基本が出来ているのは今のところパイオニアだと考えていますが、実際にパイオニアを装着した場合、いい加減な装着や駄目なメーカーのMDなどを挿入するとエラーを生じる場合があります。
これは、良い製品は取付方法やメディア自体も選ぶと言う事にもなります。まあ・・いい加減な装着を既にしている人には、なかなかその結果を見る事はありませんが・・・