ヤバいくらい速いショック/スプリング!(FD3S用)

 ベースは、HKS社製ハイパーダンパーです。

 伸び側と縮み側の減衰力のバランスを取り直してあります。スプリングレートは、フロント10キロ、リア12キロがベースです。(目的によっては、12-14か、12-12があります。)

 今回、発表するオリジナルショック/スプリングは、峠メインで、サーキットでも、首都高でも”ヤバいくらい速い”物です。

 よく素人の要求する言葉の中に『オールマイティに使える足廻り』、『下から上まで、ゼロヨンから最高速まで使えるエンジン』といった実際には、実現不可能なことがあります。
 良心的なショップであれば、「それは、無理なんですよ。」と説明してくれることでしょう。それが今までの常識でした。

 ところが、エンジンのぺージでも書きましたが・・
 レーシングアートオリジナル”ブリッジポートエンジン”900rpmで安定したアイドリングをし、2,500rpmからぶっ太いトルクを発生してしまい、カーボンが殆ど発生しない、”非常識なエンジン”になっちゃいました。

 同様に、ショック/スプリングも、基本的に峠走行を意識した設定になっていますが・・・
1.一番気を使ったのがアッパーマウントです。決して、ピロアッパーには出来ません。
→ピロアッパーマウントを採用すると、特に、リアのノーマル設定しかないピロボールブッシュの耐久性が極端に悪くなります。
’峠’では、高速コーナー手前のブレーキング時に、段差があるのが普通です。高いG時の段差で、ピロがすぐにダメになってしまいます。(下手すると一晩で悪影響が発生しかねません。)
2.絶対に粘る足。
→気付いているユーザーもいるかもしれませんが、’峠’では、細かい砂や枯葉がのっています。コーナリングしていると勘違いしているのは、実は前後のタイヤの滑り量が異なることで曲がっているだけです。だから、どんなことがあっても、粘る足が必要です。特に、フロントは、吸盤のように吸い付く感じです。
3.だからといって、’峠’しか走れないのでは、何にも面白くない!
→「あくまでも、’峠’にこだわる逸品ですが・・それでは、面白くない。」というのは実は後付けのコメントです(?)。峠を速くしたら、サーキットも速くなっちゃった!?です。(当たり前と言えば、当たり前ですが、”絶対に粘る足”を目指せば、その特性を生かせる腕を身に付けることで、自然とサーキットも速くなります。)
・・・オールマイティに速い足廻りになっちゃいました!?


 今回の、オリジナルショック/スプリングは、装着して必ず、結果が出る製品です。(もし、良いタイムにならないユーザーがいたら、”基本的な走り方”をアドバイス致します。ちょうど良い機会ですから、この際、手に入れてくださいね。
 レーシングアートでは、あえて、筑波△秒”というありがちなキャッチコピー(?)は、使用しません。自分で確かめてください。
 装着する前に、自分が走っているコースのタイムをきちんと測定しておいてください。装着前後で、記録を取ってくださいね。多分、その記録を見て、思わずにんまりしてしまう製品です。

 面白い製品がまたひとつ出来ました。今後とも、御期待ください!!

 

 念の為、付け加えておきますが、レーシングアートは”過大広告は大嫌い!”です!