FD3Sの自慢?!
今は昔(?)、「ネルトン」って番組がありましたよね。
そこで、「クルマ大会」とか言って、男性の参加者が自慢の愛車で参加するヤツです。そこでの話。
愛車FD3Sで、参加した彼は、「あなたのクルマの自慢は?」「ジャン!」と聞かれて、「俺のFD3Sは、2メートルの火が出るぜ!!」と言っていました。それを見ていて、「うっ!」と思わず、こちらが赤面してしまいました。
ロータリーエンジンには、吸気パルブや排気バルブがありません。その為、アクセルオフでマフラーのテールパイプから、炎が2〜3mも出ることはありました。
しかし、これは、キャブレターの頃のお話です。実は、私、恥ずかしながら、昔ペリフェラルポートエンジンのSA22Cに乗って、夜中こそこそ走っていた頃がありました。(音だけ爆音で!、恐ろしく遅いSA22Cでしたが・・)
このクルマは、首都高で不用意にアクセルオフにすると壁からの反射で、真夜中でも室内が、はっきり見渡せる位明るくなったものでした。おおげさではなく、クルマの全長より長い炎が出て、ヒヤヒヤしながら走ったものでした。
その頃の話なら解りますが、FC3S以降、アクセルオフの時には、ガスをカットしたり、いろいろな工夫をしてアフターファイヤーが出ないようになっています。
出ないはずのアフターファイヤーが出るのは、実は、クルマの調子が悪い(!)のです。プラグが古かったり、アイドル調整が狂っていたり、果てはエンジンが破損しているなどまで考えられます。
だから、テレビで「俺のクルマは、ひどく調子が悪いんだぜ!」と大声で叫んでいるのを見て(少なくとも私の耳にはそう聞こえました。)、思わずこちらの方が恥ずかしくなったという訳です。
あなたは、変な(?)自慢をしていませんか?