レーシングアートで作業しているのにあまり速くなりません?

 10万台のFDに50万台のエンジンを載せ換えた時に、バキュームホース対策も行ないました。しかし、作業後でも本人は「あまり速くないな〜?」と感じていたようです。

 でも、作業前に比べると明らかに速くなっているので、あまり気にしていなかったようです。(→と言うより、私にその事をはっきり伝えませんでした。)

 最近になって、レーシングアートでの作業前後で燃費が全く変化していない人の10万台のFDが電気系統の大きなトラブル(→多分フロント・ハーネスが原因?=現在作業中。)が原因となり、結果的にイグナイタを破損させていた事で、燃費が変化していないし、他の対策後のFDに比較して遅い事が判明しました。
 その話をしたら、「
あっ!それだ!僕のFDも事故でフロント・ハーネスを傷付けてしまっています。」と。

 『フロント・ハーネス交換は、約15万円、作業工賃は多分最低で15万円。やってみなければ、解らない。』『それに、KMさんのFDは、50万台⇔10万台のハーネスになっているから、余計に時間が掛かる。』『自分で交換したら?』と言う事になっています。(→普通の人は無理だと思います。新車組立て時にボディに最初に取り付けるのがハーネスです。だから、殆どのパーツを外さないと交換出来ません。→でも、KMさんはダッシュボードを自分で脱着できる人なので、技量的には可能です。→本人は非常に嫌がっていますが・・・)

 ここで言いたいのは・・・
1.電気を舐めてはいけません。と言う事。
2.レーシングアートで作業しているのに、燃費が良くならないのは、大きな電気系統のトラブルが発生している可能性が非常に高いと言う事。
3.レーシングアートで作業したのに、”速くならない”や”燃費が変わらない”と言うのは、すぐに報告して欲しいと言う事。→でもそれは、恐ろしい(?)トラブルの発見と言う事になるのですが・・・

 実は他にも1〜2人トラブルのある人はいるのですが・・まだ、直接的には話していません。(→もっと大きなトラブルになってからでも、間に合うと考えているせいです。)