5速1,500rpm以下でガクガクします。

P・・・本来、ロータリーエンジンはレシプロエンジンの750rpmのアイドル回転の安定性は、3,000rpmと考えてもいいくらいです。
 「
1,500rpm以下の回転では、カーバッキングという現象が出るのが普通で、ロータリーエンジンで1,500rpm以下では必ず、クラッチを切ってください。」と言うのは・・・・・実は嘘っ!です。(→よく解ったような事を説明するショップで聞かれる答えです。)
 もちろん、キャブ仕様のロータリーエンジンでは、上記の答えは正しいのですが、現代のこの状況でそんなクルマを市販する訳はありません。
 SA22Cターボ車以降のコンピュータ制御の車輌で、特にFC、FDになるとこの現象は全く起きないなずです。
 まず、”
きちんと技術力のあるショップ或いはディーラーで、アイドル調整を行ないましょう!また同時にプラグを点検して貰い、限界を超えているようなら新品のノーマルプラグ(BUR9EQP×2、7EQP×2)に交換して貰いましょう!

R1・・アイドル調整は、先日の作業の時行ないました。もし、まだ出ているようなら、プラグが限界を超えている可能性が一番高いので、一度新品のノーマルプラグのBUR9EQP4本使用してください。
 また、同時に再度アイドル調整を行ないます。多分、それで直るはずです。 

R2・・先日の作業で、プラグも新品にして、アイドル調整も行なっています。3,000km走行してなければ、CRCを充分塗布して、アクセルペダルを300回前後ペタペタ踏んで、アイドル調整を行なってください。もし、自分で出来なければ、次の作業の時にでも行ないます。なお、3,000km以上走行している場合は、新品に交換してください。もし、1,000km以下でおかしい場合は、一度点検した方が良いと思います。何らかのトラブルがあるかもしれません。

R3・・レーシングアートでの作業の度に、アイドル調整を行なっています。それでも、ガクガクするのなら・・電気系統のトラブルがまだ直っていない箇所がありそうです。今後更にひどくなってくるようなら、早めに電気系統の修理を考えておいてください。また、その症状の進行状況を判断する為に、”燃費のデータ”が必要です。必ず、記録しておいてください。そのデータが目に見えて落ちて来るようなら、要注意です!
なお、水の点検は行なっているので多分問題はないはずです。

(R4)→ここまでの人には、まずあり得ませんが・・あるとすれば、こんな質問です。「今まで、500rpmまでエンジンが止まる事はなかったのに・・最近750rpmを切るとガクガクします。」
答えは、「そろそろレーシングプラグの使用限界に達している可能性があります。」「次回の作業で点検してダメなら交換しましょう!」(ここで言う所の750rpm以下とはもちろんわざと行なう行為です。勝手に750rpm以下になるのはアイドル不良ですよ!)

補足説明:
 1,500rpm位でガクガクするのは、特にFCやFDでは発生しないのが普通です。(→メーカーはその為の努力を永年行なって来ました。その努力を無駄にしてしまう人達は誰ですか〜?)もし、発生しているとすれば、アイドル調整がきちんと出来ていないのが一番多いので、まずその作業を行ないましょう。
ただ、HP上で何度も出て来ますが(→例えばCRCの件やペタペタの件・・)、こんな簡単な作業でもきちんと出来ないお店もあります。もしその作業を見ていてHP上の注意点を行なっていなければ、そのお店は諦めましょう!→その時は仕方がないので、自分で行なってみてください。自分で行なった作業で少しだけ良くなるようなら、その後は自分でやった方がマシってことです。
 レーシングアートで作業している場合は、殆ど問題が残る事はないので、もし、こんな症状が出ている時は、”トラブル”を疑いましょう!
その中で一番多いのが、電気系統のトラブルです。2番目はオーバーヒートのトラブルです。
もし、心当たりがあれば、レーシングアートにきちんと相談して対処策や作業の優先順位を決めましょう!
 R4の人は、全くそんなトラブルになることもありません。500rpmまでエンジンは止まらない?と言う変な状態ですが、試してみてください。ドキドキしながら、どこまでエンジンが止まらないか?回転はスムーズに静かに落ちて行きます。結構楽しいゲームのような感覚です。・・でも、さすがに毎日はやらないでくださいね!
なお、R4の人はアイドル調整の必要も無く、CRCを塗布する手間も要りません!レーシングプラグ11.5番なのに・・・