新規ユーザー作業受付のシステム変更について。

 常日頃、『嬉しい悲鳴は悲鳴だ〜!』と言っているのですが・・最近、本当に辛い(?)状況になってきました。殆ど毎日「初めまして!初期点検を入れてください。」とメールがやってきます。
 表紙にも、記載している通り、2月末に連絡貰っている人を放ったらかしにしたままで、毎日、『
今日こそ!連絡するぞ!』『今日こそ!連絡するぞ!』・・・と気になっていますが・・・
 結局、全体の作業予約状況を見直さないと何ともならないし、イライラしながら、日々の作業をこなしていくと言う“
その日暮らし(?)”の事態に陥っています。

 イライラの原因は、
1.折角、連絡して貰った人達に何の返事もしてない事。
2.メールの内容に応えるには、既に多くのトラブルを発生している人達が多く、その人達個々に答えても何にもならない?=ホームページの更なる充実が早急に必要!・・・しかし、時間がない!
3.本当の事を知らない人達が、このまだまだ完成していないレーシングアートのHPを“信じ過ぎる(?)”危険性をひしひしと感じる事。
4.大きいトラブルを抱えていて、そのまま放っておくと・・大変な事になってしまうから、早く作業に入れたい。
5.身体が疲れ過ぎて・・(=言い訳?)単純なミスが多くなり、メンテナンス作業にさえ悪影響を及ぼす事が出かねない?→そろそろ本当に休まないと・・・(=一年以上休みがないぞ〜!)

 と言う事で、少しだけレーシングアートへの“入り方”を変更することにしました。
 簡単に言ってしまうと、今まで連絡貰った全ての人を作業してきましたが・・
1.本当に、困っている人。→今まで行っていたショップに多大なる不信感を持ってしまった人、どんなショップ、ディーラーでも信用出来ないと感じる人。
2.レーシングアートを“客観的に”判断出来る人。→疑い過ぎ(?)はもちろん、信じ過ぎも困ります。
疑い過ぎの最後のユーザーは、UHさんです。説明に時間が掛かり過ぎました。既に30時間を超えてしまい、今では、反って信じ過ぎです。最近は『そんなに簡単に私を信じるなら、完璧に騙してみせようか?』と、かなりの脅しを入れていますが・・・最近はその“脅し(?)”も効かなくなってしましました。
信じ過ぎのユーザーは、何の言っても「そうか〜!」の連発です。自分のクルマは自分が守ると言う意識が薄いとがっかりします。
3.レーシングアートの作業内容を、理解出来る人。価値観を共有出来る人?→金額や作業時間に対して・・価格、及び時間=作業効果の図式が素直に受け入れられる人。
資料『初めまして!レーシングアートへようこそ!』にも、もっと辛辣な表現で脅して(?)いますが・・レーシングアートの作業内容を充分理解し、作業工賃や作業時間に対して、“文句”を言わない人。こんな表現だと「なんて、独裁的なショップだ!」と思われるかもしれませんが・・作業工賃や作業時間は解り難いかもしれませんが、単純に言うと・・『体感出来るか?どうか』です。
4.今すぐ緊急作業をしないと、エンジン破損などが発生してしまう人。
これらの条件を満たす人達をある程度優先的に、入れて行きます。

 ここ暫くの間、更新が出来なかったのはもちろん、忙し過ぎた事が原因ですが・・このシステム変更を悩んでいたことが一番の原因です。
 レーシングアートのHPを見て、
真実に気付き始めた全ての人を救いたい!(=結構、大袈裟ですね!)と思っていましたが・・そろそろ、それも限界に近づきました。
 もちろん、今までメールや電話など連絡を貰っている人については、今まで通りです。安心してお待ちください。

 しかし、本日以降の新規ユーザーについては・・以下の順番で進めさせて貰います。
 本当に申し訳ありませんが・・・
ご協力をお願いします。

1.まず、メールにて“本当に”来店するつもりがあるか?を確認します。
 最近では、「現在通っているショップに特に不満がなければ、そこにそのまま行ってください。」と伝えています。本気で困っている人しか、ご来店頂くしかない状況まで顧客数が膨らんでしまいました。また、あちこち何の根拠もなく彼方此方行く事はその人にとっても良くないと考えているからです。

2.来店前に読んでほしい資料を郵送します。
 氏名、住所、固定電話番号をメールでお知らせ頂き、その住所へ資料(=『初めまして!レーシングアートへようこそ!』)をお送りします。一字一句真剣に理解しようとすると2時間以上掛かる代物(?)で 約2万字の資料です。→かなり、キツ〜い資料です。ドキドキしながらお待ちください。

3.日時を予約頂き、実際に来店、相談をします。
 この時、殆どの場合“魔法”を体験して貰うことになりますが、もちろん、無料です。
→“魔法”は、作業レベル0.1です。こんな事で・・・と思って貰えれば良いのです。逆に、魔法の効果を体感出来なければ、その次の有償作業は入れないでください。
→もし、体感出来なければ、それは、あたなが“鈍い(?)”のではなく、レーシングアートの作業が中途半端だった??せいだと思います。何も気にする事はありません!

4.その後、もう一度本当にレーシングアートで良いのか?をよく考えて頂き、本当に必要な作業だと理解して貰ったら、見積もりを作成して、作業内容を細かく説明します。
 “理解”頂く、タイミングはその場でも良いし、後日じっくり考えて貰ってからでも構いません。私としては、じっくり時間を掛けて自問自答し、「ここなら絶対大丈夫!」「この作業は絶対必要!」と決めてからにして貰った方がうれしいのですが・・・
→少なくとも、見積もりは魔法のあとです。「無償の作業でここまで、体感出来る!」と感じる事が最低条件です。
→見積もりや作業時間について、文句(?)ではなく、疑問点はきちんと質問してください。あまり、時間はありませんが、理解出来るまで説明します。(=この辺りのことは、資料に詳しく書いてあるのでそれを良く読んでくださいね!)

5.そうして、やっと作業に入る事になります。
 めでたし、めでたし・・・?

6.また、もし万一作業後「う〜ん?いまいち効果が体感出来ないな〜?(=作業前に聞いていた話と少し違うと感じたら)」となれば、その次の作業はやらないでください。
 今まで、いろんなショップに騙された人達が一様に言う事は「何か変だな〜?」「言われたようにならないんだけど・・・」で・・・その事について相談に行くと次の作業やパーツを薦められたりして、更に・・・→悪循環を繰り返すと。
 レーシングアートでは、そういうユーザーはゼロにしたいと考えています。「変だな〜?」と思ったら、まず、正直に伝えてください。それだけで怒って「帰れ!」と言うほど短気ではありません?(→最近は結構穏やかな性格だと思いますが・・・お客さんの誰も認めてくれませんが・・)
 何故そう感じるかを細かく相談します。(→今までの経験で言うと、そんな風に感じる人は、鈍いのではなく、電気系統のトラブルが大きい人ですが、それも、理解出来なければ・・そこでやめましょう!
 大抵は作業前に充分な説明をして、例えば、初期点検でトラブルが10個見つかっていて、その時の作業までに9個まで解決したが、残りの1つが当初の予想より大きく、オーナーには体感できなかったのかもしれないとか・・
 また、その作業だけでは解決出来ない、作業開始前には予測できなかったトラブルが別の所に潜んでいることもあります。
→重要な事は、その時、じっくり考えて判断して貰うことです。じっと待っていれば、レーシングアートのユーザーであなたと同じようなトラブルを抱えているユーザーも見つかります。その人の結果を聞いてみましょう。そうすれば、あなたの場合とどこが違うかが、解るかもしれません。
 変だな?と感じながら、作業を続ける愚行(?)だけは絶対に避けるべきです!

と、いろいろと回りくどい手順を踏んでいるのですが、これは“お互いに”『絶対に損をしない方法』を取るためです。
つまり、オーナーだけでなく、作業するこちら側も同じ事が言えます。
 例えば・・私は、正しい工賃を請求しているつもりですが、その金額がユーザーにも同じ“価値観”として理解できなければ、「損をした!」と私は感じます。
→請求金額を100%の力で作業しています。こちらも生身の人間です。残念ながら・・・・・・・同じ価値観を持てない人のクルマには、100%の力を発揮できなくなる事も考えられます。
 もしそうなってしまったら、お互いにとって、“不幸な結果”しか、もたらさないと考えています。

 とりあえず・・・こんなシステムで進めてみようかな?と考えています・・・